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ここでは、「金」 に関する記事を紹介しています。
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オススメ度:☆☆☆★★
この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ) (よりみちパン!セ)
この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ) (よりみちパン!セ)西原理恵子

おすすめ平均
stars誰も言わない本当のこと
stars非常におもろいでっせ!
stars子供に読ませたい
stars逆境を追い風にする生きかたが本当に凄い!
starsこうして文化は移り変わっていく

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冒頭:

生まれる場所を、人は選ぶことができない。
だとしたら、ねえ、どう思う?
人って、生まれた環境を乗り越えることって、
本当にできるんだろうか。


あらすじ・概要:
漫画家西原理恵子が、超ド貧乏でむちゃくちゃ苦労した生い立ちを赤裸々に描いたエッセイ。

感想:
よりみちパン!セは「中学生以上すべての人の」と謳った意欲的なシリーズ。
「正しい童貞の失い方」
「世の中のサギやワナ」
「犯罪を起こすとどうなるのか」
など、
それぞれの分野の第一線で活躍する、いままで子供向けの書籍に抜擢されることのなかった人々が書き下ろしている。

”毎日かあさん”でますますメジャーになった漫画家の西原利恵子。
”毎日かあさん”でも彼女の人生は壮絶だが、彼女の生い立ちはそもそもの始まりから壮絶だった。
ひさんな程お金がない、自分だけではなく、地域全体がどうしようもない貧困にあえいでいた。
「この世でいちばん大事な「カネ」の話」は西原理恵子のとんでもない貧乏の中で学んだお金に対する価値観がまとまったもの。

・ギャンブルにはまって身代を崩し首を吊った義父や親に反発してヤンキーになりいつしか親とそっくりないつも怒っているおばさんになる同級生達など、負の連鎖から抜け出せない貧困の地域での生い立ち。
・上京し、なんとか絵で食べてやろうと50社以上もの出版社に売り込みをかけ、エロ本の挿絵でもなんでもやった下積み時代。
・ギャンブル依存症やアルコール中毒など、成功してから戻ってきた過去。
・世界の貧困。



とくに前半の成功体験が非常に面白かった。

その後のギャンブル依存症やアルコール中毒の話を読むと、人間ってダメだな、って思う。
もちろんダメになってしまう姿には、人間として共感できる。


でも、人は不幸な生い立ちを乗り越えることはできないのかな…?


現在進行形の自分の人生のことなので前半の成功体験での自己肯定を引きずっている、というか、立ち直れるはずなんだけど、何か成功を継続する幸せに現実感がないところが、ちょっとつらい。
西原理恵子っていつも、面白くてもどこか暗くて、見ててつらい。

世界の貧困についてまで考えだすと、ますます皆が幸せになるのは難しいなぁ…と思ってしまうけど、

お金のことで若いうちにしっかりした価値感を持っているって本当に大事だし、

多くの人があまり正直におしえてくれない「本音と建前」の開きが大きい分野だし、

こういう中学生でも読めるような本でわかりやすく正直にお金のコトを書いてくれるというのは、有難いことだなぁと思う。


字も大きくさっと読めるので、こういうシビアなお金人生もあるんだな~と一度目を通しておくと、きっといろいろある人生のどこかで役に立つ。

DATA:
10進分類:159.7
内容分類:知識
メインテーマ:金

著者名:西原理恵子
著者出身国:日本
時代背景:昭和40年代~現在

漢字の難しさ ★★★(振り仮名)
表現の難しさ ★★★
文体の読みにくさ ★★★
テーマの重さ ☆☆☆
テーマの難解さ ☆★★
テーマの普遍性 ☆☆★
所要時間:(15分刻み)
45分

この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ) (よりみちパン!セ)この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ) (よりみちパン!セ)
西原理恵子

毎日かあさん 5 黒潮家族編 毎週かあさん―サイバラくろにくる2004‐2008 (ビッグコミックススペシャル) 鴨志田穣・西原理恵子ラストコラボレーション 戦場カメラマンの唄 遺稿集 営業ものがたり

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