びぶりおふぃりあ  ブックレビューとオススメの海外ドラマ・映画のあらすじと感想。顔面血管腫(赤アザ)カバーメイク体験談

2009年11月

ここでは、「2009年11月」 に関する記事を紹介しています。
はてなアンテナに追加   

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

web拍手

オススメ度:☆☆☆☆☆
官能にはすきまがない 
恋 (新潮文庫)
恋 (新潮文庫)
おすすめ平均
stars★五つが最高評価であることが狂おしく思える
starsこれほど人の感情を色濃く描く作品はない!
stars倒錯でもなく奔放でもない人間の本性
stars冒頭の結論提示に驚く
stars心に残こってる・・・本です。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


一九九五年四月十九日。仙台市にあるカトリック教会で、矢野布美子の葬儀がとり行われた。



あらすじ・感想:


おどろくのが、ストーリー展開・主人公の心理のいちいちに滑稽さを感じないこと。しっくりきて、すきまがない。
デカダンスな生活と浅間山荘事件との対比、ミステリー仕立ての構成も素晴らしい。退屈な箇所が全く無いので、ぐいぐいと読み進んで長さを感じない。
ひとつひとつの感情に体温が感じられ、そこから立ち上る肌の匂いに、読みながら定期的にうっとりとため息をついてしまう。
「恋」というシンプルで強いタイトルから想像したのは全く違うストーリーで、一人の男と一人の女の純愛というものだったが、それとは全く違っている。殺人・近親相姦・不貞・三角関係。しかしそれでいてタイトルを裏切っていないのは、緻密な心理描写にいざなわれていっしょに恋をしてしまうからだろうか。

恋 (新潮文庫)恋 (新潮文庫)

欲望 (新潮文庫) 冬の伽藍 (講談社文庫) 浪漫的恋愛 (新潮文庫) 狂王の庭 (角川文庫) 蜜月 (新潮文庫)

by G-Tools

☆ブログランキングに参加しています。クリックお願いします☆

ブログランキング

web拍手

[恋 (小池真理子)]の続きを読む
スポンサーサイト

関連タグ : 小池真理子, 恋愛, 直木賞,


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。