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ながいながいペンギンの話(いぬいとみこ/岩波書店)

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オススメ度:☆☆★★★
子供には:☆☆☆☆★
ながいながいペンギンの話 (岩波少年文庫 (003))
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言葉にやられる。
大切な人によくよく指摘されるのだが、私はどうもやられやすいタイプのようだ。
売り言葉に買い言葉、みたいな言葉でも、ちょっと場を盛り上げるために勢いで口から飛び出た言葉でも、それが言葉として発せられると、それなりにやられてしまう。
傷ついた、というわけじゃない。気にしてる、ってわけでもない。支配されてしまうのだ。
「ああ、これにもやられてたんだな」
「ながいながいペンギンの話」で、そう思った。
長くないのである。
双子のアデリーペンギン、勇敢なルルと弱虫のキキが南極に生まれ冒険を経て成長していく児童向けの物語。
ものすごく長い話だと思っていたけれど、別段長くはなく、同時期に読んでいたおはなしと比べても長編ではない。ただタイトルに二回も「ながい」と書いてあるものだから、子供は「これが長い話というものなのだ」と思ってしまったのだ。
あとがきによると、タイトルはカレル・チャペックの「ながいながい郵便やさんの話」に憧れてつけたという。
「ながいながい郵便やさんの話」は、ある郵便やさんが妖精にあて先の書いていない一通の手紙が実は切々たるラブレターであることを知らされ、あて先を探して一年と一日も旅をするというもので、その配達期間が長いということなのである。妖精たちが郵便局で深夜手紙を使って、心がこもっている手紙のほうが得点が高いというゲームをするところもなんともロマンチックで、物語を作る身として憧れるのはよくわかる。しかし内容にこめられた長さを汲み取らずタイトルだけ脈絡なく似せるというのは、作家としていかがなものか。だまされたからケチつけるわけじゃないけど。
シャチを退治したり、横暴な皇帝ペンギンの王様に捕らえられたり、お母さんに叱られて家出したクジラの子供の背中に乗って旅をしたり、楽しいペンギンの話である。


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いぬいとみこといえば「ながいながいペンギンの話」か「北極のムーシカミーシカ」しかもっていなかったので、極地の話の専門家のように思っていたけれど、作品の一覧を見てみるとふたつ以外には極地の話はないようだ。
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