びぶりおふぃりあ  ブックレビューとオススメの海外ドラマ・映画のあらすじと感想。顔面血管腫(赤アザ)カバーメイク体験談

「エレンディラ」(ガルシア・マルケス/ちくま文庫)

ここでは、「「エレンディラ」(ガルシア・マルケス/ちくま文庫)」 に関する記事を紹介しています。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

web拍手

オススメ度:☆☆☆☆☆
オススメ対象:肉体を走り抜けていきたい人へ
オススメポイント:美しい幻想

4480022775エレンディラ
ガブリエル ガルシア・マルケス 鼓 直 木村 栄一

筑摩書房 1988-12
売り上げランキング : 6,379
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools



短編集。どの話も良いが、短編集タイトルとなっている
「無垢なエレンディラと無情な祖母の信じがたい悲惨の物語」
は特に素晴らしい。
美しい少女エレンディラは祖母と二人暮し、お屋敷に住むお嬢様だ。支配的な祖母の命じるままに家事労働をこなす彼女はある日、疲れのために失火、全財産を失ってしまう。
祖母はエレンディラをベッドに鎖で繋ぎ客を取らせてその損を回収しようとする。
ガルシア・マルケスの肉体が単なる物体にされてしまう感覚が好きだ。その摂理のもと、彼の美しい幻想は目に見え肌に触れるものとなる。そこでは緑の血の流れる祖母の夢遊に明かされる過去の禍々しさも、テントの外に長蛇の列を成す男たちに下腹がなぐられたようになるまで犯されるエレンディラも、おとぎばなしのように輝く。トルマリン、アメジスト、トパーズ。
最後には、彼女を愛する男によってエレンディラは自由を手に入れる。
めでたしめでたし?
まさか。
エレンディラは自分のために殺人すら犯した男のことを置き去りにして、何にも引き止められず振り返らず走っていったのだ。
彼女は走る、どこまでも、どこまでも。
自由、自由、自由。

☆ブログランキングに参加しています。クリックお願いします☆

ブログランキング


関連記事
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://nennenene.blog17.fc2.com/tb.php/20-e2a2562b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
 六つの短篇と中篇「無垢なエレンディラと無常な祖母の信じがたい悲惨の物語」を収
2005/10/18(火) | P&M Blog
õ???顢???Υ??å?Ф?????????ä????Τ?????Ĥä?Τ??ä??()?ä???α?衢??Υ?=?????Τ???Ф?()???()??=???κ?????????Τ?ä?Τ?α????α?Τ??=????ä???????Τ?α?衢?С????ε??????Τ??????貽Τä???λΰ???=??????貽¤ä????????Τ????貽ΤĤ???Ф?Ф??Τ?
2005/11/06(日) | ぐらのにっき

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。