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iPhoneをクラウド端末にする(1)

ここでは、「iPhoneをクラウド端末にする(1)」 に関する記事を紹介しています。

一言でiPhone(アイフォン)を説明すると、
(PDA+iPod+ケータイ+タッチパネル)×通信機能強化×(3rdPartyアプリ開発環境+配布環境)

って感じかな…合ってる?

携帯もろくに使えない、みたいな人に説明するとしたらなんて言おうかなぁ。
「携帯電話くらいの大きさで液晶画面が大きくてパソコンみたいにいろんなことができる電話です」

(↑Wikipediaがあまりうまくまとまってないようなので自分で考えてみました)

さて、iPhone3GSを先月末購入した。

iPhoneといえば多彩なアプリケーションだけど、まず私が一生懸命やったのは、クラウド的要素の設定。

クラウドって何?

クラウドコンピューティングをググると技術的なことばかりが書いてあってあたかも世の中が複雑化するかのような錯覚が起こるけど、むしろ上記リンクのWikipediaを読んでちんぷんかんぷんだった人がいるはずのユーザサイドでは、簡単にいうと「とっても便利」になる。

いろんなソフトやWebサービスを使ってばらばらに管理していた情報がクラウド(Cloud 雲 ←ネットワークのイメージ)に置かれるようになることでどの環境にいても自在に取り出すことができる、というわけ。「家に行かないとわからない」とか、「それは会社のマシンに入ってるんだけど」ということがなくなって、こまめな人が自分でせっせとやっていたそれらの情報管理の作業が不要になり、ずぼらな人でも情報の恩恵に預かれるってこと。

過ぎたるは及ばざるが如しって言うからとっても端折って説明するとiPhoneはこのクラウドに接続し自分に必要な情報(データ)やサービスを集中的にコントロールするにあたって非常に強力なツールになるのね。

こういうツールがあって初めてユーザサイドがクラウドのよさに触れることができるんで、そうじゃなかったらただXaaXがどうしたっていうストラクチャーの話になっちゃうわけだよね。

iPhoneでどういう設定を具体的にしましたよっていう話は長くなるので次回に回すとして、様々な設定やアプリの導入を行って、私に何が起こったかっていうと。

これでやっと、インターネットが脳の一部になったなって気がしたの。


ググれカスって言われるまでもなく、誰と話してても(特にオンラインで)相手が検索エンジンで調べてから話題を出してくるってことにもはや違和感ってほとんどないよね。
その場面では知識とか教養の格差はほぼない、フラットでしょう。
最初の頃こそ検索ワードが下手だと結果がわびしかったので国語力に軍配が上がったけど、今や検索のサジェスト機能だって発達してきたし、情報格差はなくなってきている。

それでも私はインターネットが共有の脳になったとは感じられなかった。
『共有の』ってところに引っかかってたのかもしれない。
脳は単なる記憶の倉庫じゃない、倉庫は共有できるかもしれないけれど、思考は(たとえ同じことを考えたとしても)個人的なものだから。
そして、インターネットにむしろ思考を奪われていると感じてた。
ネットサーフィンは様々な感覚を呼び覚ますけど、自分が磨り減るような、散漫な体験でもある。
いくら気に入ったページをブックマークしても、ブログをRSSリーダーに登録しても、メールマガジンをとっても、Webクリッパーに入れても、それは同じだった。
時間だけが徒に過ぎて、インターネットに何かを放出するのに、得られる情報はすぐに私を通り抜けて去ってしまうのだ。

けれどiPhoneは、散らばり拡大した自己を再び集中する力を与えてくれた。
そしてその時自己はクラウドを通る前とは全く違っている、何かを得て何かをつかんでまた戻ってきた自己だったりする。

インターネットは私の脳の一部になったのだ。

(次回に続く)
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2009/12/16(水) | ipod touch ?