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ポスト・フクシマをいかに生きるか―(1)食の安全について

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輸入食品の放射能濃度の規制限度は370ベクレルです。
  (リンク)放射能暫定限度を超える輸入食品の発見について(第34報)
福島第一原子力発電所危機以降、2000ベクレルまでは安心・安全だというルールが作られました。

■食の安全について

TVでは福島県の物産展で買い物をしている人や福島県野菜をメニューに載せているレストランを美談のように扱い、
昔のひげそりのコマーシャルのように日ごとに人を変えて売り場でつかまえ、
「ええ、お店に出てるものは安全だと思ってます」
とコメントさせています。
あれはセリフが決まっているのか、そのセリフが出るまでインタビューしているのか、誘導で質問しているのか、
なんなんでしょう。
じゃあどうして私の行くスーパーで夜になっても○○産のレタスが売れ残っていたり(普通は夕方には売り切れる)、○○産の大根が山積になっていたりするのでしょうか。

政府やマスコミが報道している内容と、自分の感覚が著しくちがっているとき、市民は「何か危機的なことが起こっている」と感じてより一層守りに入ります……。



ところで、私は料理が大好きなんです。
どんな料理でもとにかく好きです。
料理は本当に簡単に誰かを幸せにできる、すばらしいこと、賜物です。

子供のころから料理をしてきましたし、食の安全にも関心を持ってきた私ですが、
シングルマザーで起業したという事情から、
経済的な面で家庭を支えることを最優先に考えてきました。

でも、ポスト・フクシマでは食の安全を確保することが経済的な豊かさよりも子どもにとって財産になる可能性が高いと考え、優先順位を変えました。

食事はでき得る限り手作りすること。
食材は安全が確信できる地域のものを使うこと。
加工品はできるだけ使わないこと。
産地の管理がしっかりしている、比較的ストイックな生協に加入すること。
今まで味の面から敬遠していたオージービーフも買うようになりました。
燃料のことを考えて買うのを控えていた遠い地域のものも買うようになりました。
この短い期間に、今まで大なり小なり理由があって積み上げてきた購買のパターンをずいぶんトレードオフしました。

客観的に考えて、大気や水、海洋や土壌といった環境の基礎を侵した汚染から発生した複合的な汚染の場合、どれだけ気をつけても汚染の影響を受けざるを得ません。

外食を100%やめては社会生活に支障をきたしますし、
子どもだってお友達といっしょに食事する機会を楽みたいだろうし、
市販のお菓子だって買いたい、買い食いだってしたい。

それをさせてあげるためにこそ、私が普段口に入るものをできる限り手作りして、安全を貯金するのが有効だと思います。

基準値内に汚染された食品を食べるようプレッシャーをかけるような風潮が政府やマスコミ主導で行われており、一般市民の中にもそれを支持する人たちがたくさんいるように感じます。

しかし、公害の被害者にならないことが一番良いことです。

被害者として国や東電などに勝訴するよりも、被害者にならないことがずっと良いことなのです。

被害者にならない道があるなら、勇気を持って賢くその道を歩むべきです。

公害の被害者にならないよう個人が気をつけること、これは国益でもあります。

生産者のために私たちができることは内部被ばくし、心中してあげることですか?

私はそうは思いません。

健康とは、感傷や同情などと引き換えになるような甘いものではありません。
それが誰かを救うというのならまだしも、逆でしょう。
内部被ばくによってこの先近い将来に健康被害が出れば、生産された地域が更にうとまれるだけなのです。

出荷停止の放射能汚染された作物を確信犯で出荷し販売して消費者が食べちゃった、という事件が後を絶たない(それすら氷山の一角に過ぎないと思います)ことが、なによりも「市場に出回っている食品は安全」ではないことを明白に示しています。

こうなってくると生産者は守ってあげるべきかよわい「被害者」などではなく「脅威」になってしまいます。

(残念だけれど生産者の職業倫理がこの程度なら、今後流通業者による産地偽装もあると思います。)

これは何より、今が他人に同情なんかするより自分の身を守らなければならないタフな局面なのだという現実を、私たちに突き付けているのです。

本当の解決策は、国が出荷停止の作物を買い上げることなのです。
そうすれば、生活や将来の追いつめられた生産者が健康に害があるのを承知で出荷停止の作物を市場にのせる、などといったことは起こらないのです。
国がそうしないのには、当然理由があるはずです。
後で保障としてお金を払う方が、市価で買い上げるよりも安上がりで済むロジックが何かしらあるのかもしれません。
事を過小評価している姿勢を続けることが訴訟で有利になるのかもしれません。言い方は悪いですが「しらをきる」ためには常に「知らなかったわからなかった」という姿勢を貫く必要があります。

他に選択肢があるのなら、疑わしい食品は買わないのが正解です。

デルモンテやカゴメが福島県産の農家と契約しない、とニュースになったときには安堵しました。
マスコミがあんまりにも福島県産を食べろと運動していて、生産者の側に立つ人々ばかりを報道するので、そのような中で消費者の側に立つことを初めて宣言してくれた大企業の存在が頼もしかったのです。

そもそも1企業の姿勢として、仕入先をお得意先より優先するなんて、そんな商売はこの世に存在できないでしょう。システム会社だってお客さんより協力会社を取るなんてことは非常識です。感情や信頼関係がどうあれ、立てるのはお客さんです。
そういう常識外れのことを美談に仕立て上げるTVは、いったい誰に向かって何を目指しているのでしょう。


■放射能汚染された食品を食べるようプレッシャーをかける一般の人々

さて、Twitterでも汚染地域の食べものを食わないのはノイローゼだ、みたいに言ったり、
ミネラルウォーターを買う老人はリテラシーが低い、などと言ったり、
○○の食品は安全なので食べましょう!と言ったりする人は、
どうも男の人が多いように思います。

女性にももちろんそちらサイドの人はいるのですが、(いっぱいいます。そして怖いです)
「私は買いました」
「私は食べてます」
「私は飲んでます」
という宣言が含まれる発言が多いんですよ。

男、女、とだけ分けるのもおかしい話ですけれども、その、文句を言っている男の人は、家族の食事を作る役目というのを経験したことのない、食への意識の低い方が多いような気がしています。

私の独断と偏見…
・奥さんやお母さんが作ってくれたものとか、お店で出されるもの、コンビニ弁当などの姿でしか食を捉えていないから、そこに含まれている栄養素をあたかも架空のもののように捉えている。
・食事を作っている人間が見て、地に足のついた意見を言ってこない。
・なんだかイライラした発言が多いように思う。(多分昔のドラマだったら「うるさーい!」ってちゃぶ台ひっくりかえしてる)


中にはスーパーでこういう人がこういうものを買ってたとか、
結構な高級住宅地のスーパーで人の買い物を覗き込んでどうこう言うような男の人も…。

うっ……

男のくせに、とか、女の腐ったような、とか、あまり言うべきじゃないと思いますけど、
男子が他人の買い物かごの中身に興味を持つのはいかがなものかと。
いつも通り、見たこともないみたいな顔しておいて欲しいです。


■食へのこだわりは自由

食へのこだわりは、ひとによってはたくさんあります。

私の食へのこだわりの一部(以前からの)
防かび剤を避けるため外国産のレモンを買わず国産レモンを買ってます。
中国産の野菜、食品は買っていません。
はちみつは大気汚染や放射能汚染の影響を受けやすいので厳選しています。
砂糖は基本的に精製されていないものを使っています。
もちろん栄養についての本を読んだり、食べ合わせの良い栄養素や吸収しやすい調理法なども気をつけたりして献立を考えています。
TVで言っていることを鵜呑みにするのではなく、いろいろな角度から調べたり、人にも相談をしたり話し合ったりして、健康に良い食事について考えています

etc.



こうすると、エンゲル係数は当然高くなります。
ワイドショーなどで節約アドバイザーという方が家計簿をチェックして、何人家族なのに何万円の食費はかかりすぎだ、などとおっしゃっていますが、価格を抑えると当然、質の良い食材は使えなくなると思います。

でも、医食同源ですからそれだけの価値があると考えて、そういう選択をしています。

もちろんそうやって家族の健康に気を使っても、誰も気付かず誰も誉めてくれませんでした。
美味しい、ということに比べて評価されにくい分野です。
最初の夫は3時間かけて作ったものも15分で食べてましたしね…

主婦の仕事なんてそんなもんです。

だけどそれが自分や家族の健康のため、主婦の務めだと信念を持って、食に関する知識をコツコツ集めて、一生懸命やってる人もいるんです。

…とまあそんな風に食に気を使って、数多くのルールの中で食材を選んで食事を作ってきたけれど、
今まで誰もそのことについて文句を言ったことなんか無かったですよ!

防かび剤は合法だしスーパーに並んでいるんだから安全なんだ、カルフォルニア産じゃなくて高知産のレモンを買うのは風評被害だ!リテラシーが低い!防かび剤とワックスのたっぷり掛かったレモンの皮をすりおろしてチーズケーキに入れて食え!!
なんて言う人、一人もいませんでしたよね??

やっぱり、今の、汚染地域のものを食え食えって言う状況、異常じゃないですか?
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2011/05/27(金) |

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