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原発安全神話が終わった日

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原子力安全神話が終わった日…
5月6日、管直人首相が、浜岡原子力発電所を停止するよう中部電力に要請しました。

日本国家は、「原子力発電所は絶対に安全だ」とずっと言ってきました。
原発村と呼ばれる電力業界や関係機関、そして学者といった人々にお墨付きを与え、合理的な反対意見を全面的に否定し、冷笑をあびせて、資本主義の敵であるかのように貶めて笑い者にしてきたのです。

ところがこの国の宰相が一見は安定稼働中の原子力発電所について、「停めろ」と言った。

安全策を講じてから再開というような可能性があるようなことを言っているけれども、
浜岡原子力発電所は原発反対運動のいわば象徴です。
東海大地震で被災する可能性が高く、活断層の真上に建っている、危険だ危険だと反対運動が一番さかんな原子力発電所です。
その浜岡原子力発電所を停めよということはすなわち、もちろんそれだけでは済まない、甚大な影響がある、ということは、管直人さんにはわかっていると思います。福島第一原発が危機的な状況に陥って以来煮え切らなかった腹のうちで、ずっとそのことを考え続けてきたのかもしれない、私はそう思います。

これは管首相の意思や意図を超えた、もっとどうにもならない圧倒的な流れ、時代が動いたということです。

20年ほど前、ソビエト連邦が倒れました。

チェルノブイリ原子力発電所の事故のあと、事故が隠蔽されていたことに対する国際社会の非難の中、ゴルバチョフ大統領は情報公開政策を本格化しました。グラスノスチです。過ちを認め、改善を図ったのです。

けれども結果として、グラスノスチは共産党を弱体化させ、ソビエト連邦を崩壊させる大きな原動力となりました。

共産党のソビエト連邦運営の経済的な行き詰まりや西側諸国との冷戦など、問題があったとはいえ、それでもチェルノブイリ原子力発電所の事故が、ひとつの巨大な国家を崩壊させるほどの力を持っていたことは確かです。

福島の原子力発電所の事故が日本の社会構造にどこまで影響をしていくのかは、計り知れません。

もちろんソ連のような多数の国で構成されるようななりたちの国家ではないし、
国際社会がその崩壊を待ち望んでいるような国家では(おそらく)ないので、
日本という国がばらばらになる、というようなことは当てはまりませんが、
国民からも国際社会からも基本的な信頼を失う出来事であったことは確かです。

原子力発電というものに関する政策は、今までとても偏っており、推進一辺倒で、国民にその是非を問うという機会がありませんでしたし、反対運動にも揺るぎなかったのです。
ところが管首相の要請で浜岡原発を停めろということになった。
法的な拘束力がないと言っても、この福島原子力発電所危機のもと、中部電力が断りきることは不可能でしょう。

国の後ろ盾がなければ、原発推進派の言うことに賛成してきた人々は手のひらを返すでしょう。

そうなれば、大きな利権の構造が変わるかもしれません。
もちろんなくなりはせず、新しいものが始まるだけだというところが肝心です。
私たち小市民はどこまでいってもその恩恵にあずかることはできない、それが利権というものですが、個々人がその変化の流れに翻弄されないようにしたいですね。

簡単に言えば、職を失わないように、失う前に転身できるように、お金を大切に、といったことしかできないのですが、でもそれが生活の大部分です。
自分や家族の職業や生活が電力の変化によってどう影響をうけるか(クーラーを何℃あげるというレベルではなくて)を良く考えないといけませんね。
社会の仕組み(の一部)が変わる時には、積極的に新しいことに耳目を開いてチャンスをつかんでいくほうが、生き延びられるんじゃないかな、と思います。始まったばかりってほぼタダでつかめるビジネスチャンスがあると思うので(でも騙されたりしないでくださいね)、がんばりましょう♪

ずる賢くタフに、乗り切って行きたいですね。




それにしても、原発安全神話が終わったのは3月11日だと思いますが、終わりを認めるのには時間がかかるものですね…この失われた56日について、改めて考えてみたいと思います。
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関連タグ : 福島第一原子力発電所,

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