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原発のウソ (小出裕章)

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原発のウソ (扶桑社新書)
原発のウソ (扶桑社新書)小出 裕章

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「原発のウソ」の目次
まえがき
  起きてしまった過去は変えられないが、未来は変えられる
第一章 福島第一原発はこれからどうなるのか

奇妙な「楽観ムード」が広がっている/原子炉は本当に冷却できているのか?/「崩壊熱」による燃料棒の損傷/炉心は核燃料が解けるほどの高温になっていた/今後起こりうる最悪のシナリオ/チェルノブイリに続く、新たな「地球被曝」の危険性/悪化する作業員の被曝環境/水棺方式に疑問あり/「進むも地獄、退くも地獄」の膠着状態/再臨界は起きたのか?/政府と東京電力は、生データをすべて開示すべき/レベル7とはどういう事故なのか/「首都モスクワの中心部に建てても安全」と言われていた原発が大事故に/今も残る「放射能の墓場」/1000あまりの村々が廃墟に/「チェルノブイリの10分の1」と安心はできない


第二章 「放射能」とはどういうものか

放射能は知覚できない/キュリー夫人も「被曝」で亡くなった/放射線が人間のDNAを破壊する/JCO臨界事故の悲劇/細胞が再生されず、人間の身体が壊れて行く/放射線のエネルギーはものすごい/福島第一原発からどのような放射能が出ているか/骨をむしばむストロンチウム、「最凶の毒物」プルトニウム/すでに原爆80発分の放射能が拡散している


第三章 放射能汚染から身を守るには

「安全な被曝」は存在しない/解明されつつある低レベル被曝の危険性/風と雨が汚染を拡大する/被曝から身を守る方法/情報ルートを開拓する/「現実の汚染にあわせて」引き上げられた被曝限度量/子どもに20倍の被曝を受けさせてはならない/「放射能の墓場」を原発付近につくるしかない/汚染された農地の再生は可能か/若ければ若いほど死ぬ確率が高くなる/被害を福島の人たちだけに押し付けてはならない


第四章 原発の”常識”は非常識

原発が生み出した「死の灰」はヒロシマ原発の80万発分/国も電力会社も危険だということはよく分かっていた/電力会社が責任をとらないシステム/結局、事故の補償をするのは国民自身!?/原発を造れば造るほど儲かる電力会社/原発のコストは安くない/大量の二酸化炭素を出す原子力産業/JAROの裁定を無視して続けられた「エコ」CM/地球を温め続ける原発


第五章 原子力は「未来のエネルギー」か?

「資源枯渇の恐怖」が原発を推進してきた/石油より先にウランが枯渇する!?/核燃料サイクル計画は破綻している/破綻確実の高速増殖炉「もんじゅ」/プルサーマルはこうして始まった/「プルトニウム消費のために原発を造る」という悪循環


第六章 地震列島・日本に原発を建ててはいけない

地震地帯に原発を建てているのは日本だけ/「発電所の全所停電は絶対に起こらない」ということになっていた/多くの原発が非常用電源を配備できていない/「地震の巣」の真上に建つ浜岡原発/瀬戸内の自然を破壊する上関原発/原発100年分の「死の灰」をため込む六ヶ所再処理工場/再処理工場は放射能を「計画的」に放出する/放射能を薄めずにそのまま放出/「もんじゅ」で事故が起きたら即破局


第七章 原子力に未来はない

原子力時代は末期状態/先進国では原発離れが加速/日本の原発は「コピー製品」/「原子力後進国ニッポン」が原発を輸出する悲喜劇/原発を止めても困らない/伝慮気う消費のピークは真夏の数日間にすぎない/廃炉にしても大量に残る「負の遺産」/100万年の管理が必要な高レベル放射性廃棄物/「核のゴミ」は誰にも管理できない/何よりも必要なのはエネルギー消費を抑えること


3.11以来忙しく活動されている様子の小出裕章さんですが、新刊が出るようです。

他の著書のあとがきにも本を書くのは気が進まなくて編集者の方が今まで書いたものをまとめてくれて本ができました、と書いていたので、今回もそのようにして本にまとめられたのかなと思います。

小出裕章さんは女川原子力発電所建設の際に原発政策・産業の矛盾に気付いて以来40年間、原子力の研究者でありながら反原発の態度を貫いています。
小出裕章さんが、今中哲二さんらとともに京都大学原子炉研究所の熊取6人組と呼ばれ冷や飯を食わされてきた、というのは事実なのだと思いますが、みているとそれなりに支持している人がいる気配を感じます。

ところで、ネットTVやラジオに小出さんと共に今中さんがどうして出て来ないのかなって疑問に思っていたのですが、この記事「迫害され続けた京都大学の原発研究者(熊取6人組)たち 危険性を訴えたら、監視・尾行された」を読んだら、今中さんは、ちょっと独特の面白い方みたいですね。飯舘村の放射線量を測っている姿では杖をついていらっしゃいまして、少し気になりました。

小出裕章さんたちが熱心に反原発脱原発を訴えてきたのが、事故の前に原発を止めるには至らず、事故の現状をできるだけ正しく報道する、計測し記録する、という役割を果たすことになったことは、大変皮肉だと思いますし、彼ら自身も無念でしょうね。

ほら見たことか、言った通りだろ!と勝ち誇ることもできないのが原発事故の深刻なところです。

6月3日
「原発のウソ」、私はAmazonで予約して六月二日にとどきました。
目次に内容が詳しく書かれていたので目次を更新しました!ご参考までに…
最大の「原発のウソ」は、原発が停止したら電力が足らなくなるという話かな?
原発のウソは多すぎてしかもひどいことばかりなので、どれが一番のウソとは言えないのかもしれないけど。

福島第一原子力発電所危機についてのかなり新しい見解も含んでいるので、「原発のウソ」おすすめです。
地上波や全国紙であまり見かけることのない小出裕章さんの著書「原発のウソ」が書店の店頭に並んで非ネットユーザにも読まれるようになるかもしれませんね。

今後の原発情報合戦からも目が離せません。
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