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子どもへの絵本の読み聞かせ

ここでは、「子どもへの絵本の読み聞かせ」 に関する記事を紹介しています。

子どもに本を読み聞かせることを日課にしている・していないという設問は、子育てに関する価値感を測る指標のひとつである。

娘が通っている保育園ではたまに絵本の回し読みがあって、回って来ると絵本を3日以内に読み聞かせて感想を記した紙と共に返却する。この紙は小さなファイルにまとめて挟まれ、廊下につるされるので、皆が書いた感想が読めるのだ。

読み聞かせの習慣があるのは、私がみたところ2割から3割の家庭だ。
保育園という環境なのでこれが一般的なのかどうかはわからない。
共稼ぎで時間がなく読むのが大変かもしれないし、子どもがいても働き続ける女性とその配偶者は子どもの教育に関しても何かしらの積極的な行動を取る傾向があるのかもしれない。まったくわからない。

ただ断言できるのは、私が普段からこの子は賢い子だなぁと思う子は全員、読み聞かせをされているということだ。

読み聞かせをするとどんなことが起こるのか、というのはやはり理屈では伝わらない、そうやって育った人間にしかわかっていかない良さというもので、泥んこになって遊ぶとか、食べものの好き嫌いをさせないとか、いろんなタイプの「良い子育て」信仰が世の中にはあって、それぞれ熱心な信者がいるものだが、こだわりはやっぱり自分もそうやって育てられたという親が持っているようだ。

そうして親が高学歴だと子どもも高学歴な子が多かったり、親がスポーツ選手だと子どももスポーツ選手になったり、ピアニストの子どもがピアニストになったり、するのだなぁ、と思う。

というのも、先日、ちょっと気になったことがあったのだ。

図書館に来ていた親子連れ、5歳くらいの男の子とお父さん。
借りる本を選んできた息子にお父さんがダメだダメだ、と言っていた。

「だめだ、2歳、って書いてある!簡単すぎるからダメだ!これはあかちゃんの本だ!」

絵本の裏表紙に対象年齢が書いてあるのは完全に売り手側の都合であって、読み手が真に受けるのは全く不幸なはなしだ。
対象年齢が書いてあれば中身を吟味しなくとも購入に踏み切る、という出版社の思惑が対象年齢というものなのである。

言葉は、

聞く→読む→書く→考える

の順に発達していく。

だから、聞くより読むが幼稚になるのは当たり前のことだ。

どの段階でも一番結果に影響を及ぼすのは量なのであって、進度の速さは全然関係がない。むらがあって当然だし、ゆっくり進んでいるほうが量が多くなって次の段階が豊かになる。

十分に読み聞かせをされた子は読む体験を豊かにするし、存分に読んだ子は自分の体験や気持ちを書くことができるようになり、ふんだんに書いた子どもはやがて深く考えることができるようにもなる。

この「考える」に至るまでの歳月は実に10年もかからない。
早晩結果が出るのである。
親ができることといったらせいぜい子どもの興味の邪魔をしないこと、子どもができない間は子どもの目にかわってふんだんに読み聞かせてやること、くらいしかない。

圧倒的な量の中から、子どもは自分の興味を見出し、傾向を発見し、自分自身と出会っていく。
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