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おひとりさまの老後 (上野千鶴子)

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おひとりさまの老後
上野 千鶴子
法研 2007-07
評価

by G-Tools , 2012/03/21


あらすじ・感想:
先日、久しぶりに具合が悪くなり、2週間ほど床に付き、その後も通院している。
インフルエンザがリンパ節炎を引き起こし、声も出ない咽頭炎と、最終的には中耳炎に回ってきたのだった。

小さい子どもと二人で暮らしているので、具合が悪いと親としての責任が目に見える形で迫って来る。

意識がなくなったらどうするのか、死んだらどうするのか。

この機会にいろいろ見直しをしてみた。

ちょうど今年は四十歳になることもあって、集中することができたと思う。人生を、見つめることに。

さて、それはまた別の機会にお話するとして、今回は「孤独死」について。

上野千鶴子著「おひとりさまの老後」に孤独死に触れた章がある。
孤独死というとやたらに悲惨というイメージだけが煽られているが、実際のところ死とは孤独なものだし、人生もまた孤独なものだ。孤独に生きて来たならば、死ぬ時だけ誰かがいるというのもおかしな話、孤独死は理想の死だ、というのだ。

たしかに、ニュース番組などでしかめ面で伝えられる「孤独死」は見せている絵(イメージ)と訴えかける言葉がちぐはぐで、騙されたような気になる。

つまり、「ウジがわいて畳に人の形が黒くしみつき、下の階の天井にはおびただしい腐汁が漏れたさまが茶色く残っている」というセンセーショナルで人の心を動かしやすいイメージを与えながら、言葉では「一人で生きていたかわいそうな人、今の社会が悪い」と言うと、「ああそうなのかな」という気がする。

けれど、「おひとりさまの老後」は孤独な老後をむしろ推奨しているといってもいいので、そのふたつは全く別のものとしてとらえている。

一人で死ぬのが悪いのではない、発見に時間がかかることが他人の迷惑になり良くないのだ。

そのためには早く発見されるように様々なサービスや友人関係などでセイフティネットを張っておくことが大事だという主張だ。


結婚してもしなくても、みんな最後はひとりになる。
(中略)
80歳以上になると、女性の83%に配偶者がいない



あっそうなのか。
結婚してもそうなのか。
そんなことに気が付かないで、結婚の様々なことに我慢していれば孤独をごまかしとおせるかのような錯覚をしていたとは、目がわるかったなぁ、不惑の人生をもっとクリア―に生きていきたい、とつくづく思うのだった


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男おひとりさま道上野 千鶴子

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