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語るためのグリム童話〈1〉ヘンゼルとグレーテル (小澤俊夫)

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オススメ度:☆☆☆☆☆
オススメポイント:平明で上等な文章
語るためのグリム童話〈1〉ヘンゼルとグレーテル (語るためのグリム童話 1)語るためのグリム童話〈1〉ヘンゼルとグレーテル (語るためのグリム童話 1)
小澤むかしばなし研究所 小澤 俊夫

語るためのグリム童話〈2〉灰かぶり (語るためのグリム童話 2) 語るためのグリム童話〈3〉白雪姫 (語るためのグリム童話 3) 語るためのグリム童話〈7〉星の銀貨 (語るためのグリム童話 7) 語るためのグリム童話〈4〉金のがちょう (語るためのグリム童話 4) 語るためのグリム童話〈6〉鉄のハンス (語るためのグリム童話 6)

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あらすじ・感想:
朗読に適した言葉で書かれた物語というものは、たしかにある、と読み聞かせをしていると実感する。

グリム童話は口承でつたえられてきた昔話をもとにしているが、出版にあたり読書されるための文章に作りかえられているのだそうだ。
それをふたたび口伝えのための文章というコンセプトでかきおこしたのが、「語るためのグリム童話」だ。

昔話は口伝えされてきました。ということは、耳で聞かれてきたということです。耳で聞くときには、目で読むのと違って、文章が簡単明瞭でなければわかりません。
                           (小澤俊夫さんのあとがきより)


と書いてあるとおり文章は簡単明瞭。そのうえ上質で、両親が子どもに与えれば、読みやすいだけでなく作文が上手くなること間違いなし。
ちいさい子どもに語り聞かせるにもふさわしく、字で書かれた絵本と言える。

本屋で見かける読み聞かせのためと銘打った本をぱらりとめくってみても、「語るためのグリム童話」の質には遠く及ばない。
中には毎晩読んで聞かせても足りるようにと365編を集めたりなど分厚い本になっているが、毎晩読み聞かせをするような熱心な母親なら、ぜひ「語るためのグリム童話」のほうを選んで、親子大切な時間を過ごしてほしいと思う。

収録されているのはおなじみの「おおかみと七匹の子やぎ」や「ヘンゼルとグレーテル」などのメジャーなものから、選集には載らないようなマイナーなものもある。軽いものもあれば重いものもあり、展開や結末の予測がつかないので大人も楽しめる。
私は、「こわがることを習いに出かけた若者の話」は何度も読んで考え込んでしまう。あらすじにまとめてしまうと単純な話なのだが、よくわからない気がして…でもそのわからないところが魅力だろう。

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小澤むかしばなし研究所 小澤 俊夫

語るためのグリム童話〈2〉灰かぶり (語るためのグリム童話 2) 語るためのグリム童話〈3〉白雪姫 (語るためのグリム童話 3) 語るためのグリム童話〈7〉星の銀貨 (語るためのグリム童話 7) 語るためのグリム童話〈4〉金のがちょう (語るためのグリム童話 4) 語るためのグリム童話〈6〉鉄のハンス (語るためのグリム童話 6)

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