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クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪 シーズン3 (海外ドラマ・DVD)

オススメ度:☆☆☆☆☆
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クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪 シーズン3 コンパクト BOX [DVD]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 2012-06-20
評価

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by G-Tools , 2012/07/04



連続異常犯罪を追うFBI行動分析課(BAU)を舞台とした犯罪心理ドラマ。プロファイリングによって危険を顧みず犯人を追い、時には犯罪に巻き込まれることも…。
2005年から現在も放送されている人気ドラマのシーズン3。

キャスト:


ジェイソン・ギデオンJason Gideon マンディー・パティンキン Mandy Patinkin
デヴィッド・ロッシ David Rossi ジョー・マンテーニャ Joe Mantegna
アーロン・ホッチナーAaron Hotchner トーマス・ギブソン Thomas Gibson
デレク・モーガン Derek Morgan シェマー・ムーア Shemar Moore
スペンサー・リード Dr. Spencer Reid マシュー・グレイ・ガブラー Matthew Gray Gubler
エル・グリーナウェイ Elle Greenaway ローラ・グラウディーニ Lola Glaudini
ジェニファー・ジャロウ Jennifer Jareau エイ・ジェイ・クック A.J. Cook
ペネロープ・ガルシア Penelope Garcia カーステン・ヴァングスネス Kirsten Vangsness
エミリー・プレンティス Emily Prentiss パジェット・ブリュースター Paget Brewster



感想:


シーズン3。
リードは安定感を取り戻し、プレンティスはやっとチームの一員となり(関係ないですが)前髪を切りました。ホッチは離婚問題がいよいよ深刻化、対照的にJJは美しい目の刑事との間の恋が十丁で妊娠・プロポーズと幸せいっぱい。ガルシアもベターハーフを見つけ、狙撃された分を取り戻すかのように幸せに。

大好きなギデオンがいなくなってしまうのはかなり悲しかったですが、
新規参入のデヴィッド・ロッシは彼が心をとらわれている過去の事件を明らかにすることで人となりをすっかり番組に溶け込ませた感があります。

クリミナルマインドがどうして面白いのか、と考えると、行動分析課(BAU)に所属するキャラクターがユニークで、多様性のバランスが良く、見ている私も居心地良くチームの一員として行動しているかのような”つつまれてる”感があるような気がします。チームの一員、……でも常に安全な場所に守られている……、という都合のよい幻想が抱けるんですよね。
そこにはギデオンやデヴィッド・ロッシのような年長者(ボスではないけど伝説的な実績と経験を持ち、実力ではナンバーワン)の存在が大きくひと役買ってます。
また、他にも安心感に大きく寄与しているのが役割の重複です。ギデオン=デビッド・ロッシとホッチは上に立つ者という役割が重複しています。ギデオンとリードも天才の博識やひらめきという点で完全にかぶってました。(ホッチの家庭不和や笑わないしゃくし定規な人柄や、リードのオタクっぽさと若さがアイキャッチャーになって重複をくどく感じさせないところがすばらしい)

上に立つ者と天才とが二重に構築されているのだから、安心感があって当然ですよね。


ギデオン役のマンディ・パティンキン降板の理由は過激になっていく制作側との意見の不一致とのことですが、
私はそれはそれで正解だったような気がします。
デビッド・ロッシに比べてギデオンは最初の登場の仕方からして危うく繊細な精神の持ち主といった伏線が張られていたので、どこの段階でギデオンが悪の側に転じるやもしれぬ、と実は気が気ではなかったのです。
そうなる前に辞めてよかった…。


あらすじ:


第1話 「ギデオンの決意」 Doubt
アリゾナの大学でブルネットの女子大生を狙った連続殺人事件が起きた。シーズン2のサラの惨殺から立ち直ろうともがくギデオンは事件に熱意を持って取り組むが、今まで感じたことのない疑問を自分自身に感じるのだった。プロファイリングに一致した男は証拠不十分でかつ模倣犯による新たな殺人事件が起こったこともあり釈放され、そのためにまた新たな犠牲が生まれてしまう。

第2話 「BAUの危機」 In Name and Blood(In Birth and Death)
停職明けのホッチはストラウスに異動を願い出る。プレンティスはストラウスからチームを裏切るようオファーされ退職を決意。今回の事件はミルウォーキーでの連続誘拐殺人事件。被害者はいずれも30代の母親。誘拐された二日後の朝に心臓をくり抜かれ遺棄される。捜査は行き詰るが、ホッチとプレンティすの協力によってBAUが動き出す…

第3話 「おびえて眠れ 」 Scared to Death
ポートランドで死後半年の遺体が複数発見。殺しの手口はそれぞれ違い、被害者はいずれも25~30歳で、引っ越して来たばかりの人々だった。しかも彼らの死には、恐怖がかかわっていることがわかり…

第4話 「暗闇の子供たち 」 Children of the Dark
一家惨殺事件が連続して発生。いずれも両親は惨殺、子どもは注射で安楽死させられていた。やがてある少女が初めての生存者として保護され、事件は解決の糸口を見出す。

第5話 「空白の7秒 」 Seven Seconds
アウトレットモールで、6歳の少女が姿を消した。一緒に来たのは両親と叔父夫妻と従兄。近親者による性的虐待の事実が捜査の障害となっていたが、そもそも事件の動機が少女への性的虐待を発端としていることがわかる。

第6話 「伝説のプロファイラー 」 About Face
ギデオンが去ったBAUに伝説のプロファイラー、デヴィッド・ロッシが戻って来た。彼はBAUの創立メンバーとして数々の難事件を解決し、引退後はその経験を記してベストセラー作家となっていたのだ。
今回の事件は女性の誘拐殺人事件。被害者の家には行方不明者として彼女の似顔絵のビラが大量に貼られていた。残された白い仮面の意味は?

第7話 「地上の王国 」 Identity
モンタナ州グレートフォールズで女性が次々と誘拐された。犯人は手榴弾で自爆したが、新たな犯行が起こる。犯人を崇拝する従者が、愛する犯人を失って彼になりかわって現れるのだ。
ミリシアという民間武装組織が登場する。

第8話 「悪魔の囁き 」 Lucky
フロリダのブリッジウォーターでワニに下半身を食いちぎられた女性の死体が見つかった。胸にはペンタグラムが刻まれており、悪魔崇拝との関係が疑われた。遺体の胃の中から10本の指が見つかったがそれは死体の指ではなかった。「初めてじゃないぞ」という犯人からのメッセージ。プロファイルで浮かび上がったのはカニバリズム(食人)が疑われる。
ガルシアがハンサムな男と出会う回でもある。

第9話 「ペネロープ」 Penelope
デート相手に銃で撃たれたガルシアは九死に一生を得る。現場には手掛かりがない。動機もわからない。調査が難航する中ガルシアのコンピュータを調べに来た情報分析官のケヴィンは、ガルシアがBAUメンバーに内密に行っていた情報操作を発見する。

10話 「ダーク・ヒーロー 」 True Night
ロサンゼルスでストリートギャングを狙った連続殺人。凶器は鋭利な刃物で残虐化していく。プロファイルを一般公開し、通報によって逮捕されたのは売れっ子漫画家ジョニー。部屋中に殺しの手口を再現したダーク・ヒーローの漫画原稿が張り巡らされている。
婚約者を殺された悲しい話なのだが、最後にそれがわかったときにはむしろ安どを感じるような不思議なエピソード。

第11話 「父の記憶 」 Birthnight
ヴァージニア州で若い女性の連続殺人事件。残酷な拷問のあとは、27年前に起きた未解決事件と同一犯であることをうかがわせた。しかし犯人と思われる男は既に死亡。そして彼には二人の息子がいたのだった……

第12話 「父の過去、娘の秘密 」  3rd Life
顔と手がつぶされている少女の死体が発見された。行方不明になっていた二人の少女のうち一人だ。生き残った少女は依然犯人の元に拉致されているが、彼女の父親はかつてヒットマンだった男で、二人は証人保護プログラムによって現在の住所に住んでいるということが明かされる。

第13話 「野心の果て 」 Limelight
家賃滞納で競売に出されたフィラデルフィアの倉庫から、拷問殺人に関する膨大なノートが見つかった。競り落とした男たちは警察に通報。FBIのジル・モリス捜査官からロッシに捜査協力の依頼が来る。ジル・モリス捜査官の野心により犠牲者が増え、それを非難されても彼女は変わろうとはしない。最後には友人のジャーナリストさえも犯人の毒牙にかかり、彼女自身も……

第14話 「20年目の決着」 Damaged
ロッシは20年前、とある夫妻の殺害現場に遭遇した。幼い子供たちの姿が焼き付いて離れないロッシは子供たちの成長を見守りつつ犯人を捜していた。BAUメンバーの協力をはねのけようとするロッシだったが、その助けにより20年もの長い年月抱え続けた思いがやっと解放される時がきた…。
ガルシアの色恋沙汰が明るみに出る楽しい回でもある。

第15話 「死の天使 」 A Higher Power
ペンシルベニア州ピッツバーグでダンスパーティー会場が家事になり14人のこどもたちが死亡。その遺族が立て続けに自殺をする。BAUは自殺の発生間隔に事件性を感じ現場へ向かう。そこには死の天使がいた。

第16話 「トラウマ 」 Elephant's Memory
テキサス州で民家の爆弾事件は当初テロリストの犯行かと疑われたが、顔見知りによる怨恨だった。銃殺された保安官の息子オーウェンは爆破された家の娘ジョ―ダンと逃避行にはしる。BAUはオーウェンの辛い体験を突き止めるのだった。

第17話 「灼熱の街 」 n Heat

マイアミの連続殺人事件。被害者は25~35歳の男性旅行者でチョークホールドによる窒息死。BAUメンバーはマイアミに向かう。遺体の身元確認に来た刑事はかつての事件で一緒になったラモンテーンだった。偶然の再会に驚くメンバーたち。誰よりも驚いたのは彼と隠れて交際していたJJだった。親に否定されたゲイの悲しい犯罪のエピソード。

第18話 「忍び寄るストーカー 」 The Crossing
弁護士のケリーはストーカーから逃れるため引越したが、住所を突き止められ再びストーキングされる。警察に取り合ってもらえなかったケリーは直接FBIに助けを求め、JJを中心に彼女を救うべく捜査を行う。ストーカーの言うなりにならなければならないケリーの手に汗握る誘拐シーンが記憶に残る。

第19話 「記憶を失くした殺人犯 」 Tabula Rasa
逃亡中屋上から転落して昏睡状態となっていた犯人が4年後に意識を回復した。男は林野局の職員ブライアン・マトロフ。若い女性3人を殺害し自分の担当する国定公園に埋めたのだ。やっと裁判ができると検事は張り切るのだが、唯一の目撃者は既に死んでおり。マトロフ本人は記憶喪失に。BAUは再び証拠をさがすべく立ちあがる。

第20話 「ニューヨークに潜む罠 」 Lo-Fi
FBIのニューヨーク支局の責任者のケイトからホッチに協力依頼が来た。何かとケイトに肩入れするホッチだが、彼女は彼の妻にそっくりな彼の「タイプ」だった。
連続殺人事件を解決できなければ更迭されるというケイトだが、しかしその後任候補は協力に来ているモーガンだという。
複雑な利害関係の中連続殺人犯は複数犯だということがわかるが、なかなか手がかりにたどり着けず、向こうはこちらの手の内を知ってアザ笑うように犯行を重ねる。
そして爆発が……

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