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舟を編む(三浦しをん)

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オススメ度:☆☆☆★★
オススメポイント:前編と後編のすき間
photo
舟を編む
三浦 しをん
光文社 2011-09-17
評価

海賊とよばれた男 上 まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫) 海賊とよばれた男 下 風が強く吹いている (新潮文庫) 神去なあなあ日常 (徳間文庫)

by G-Tools , 2013/04/29


あの空白はどう処理したんだろう…?

「舟を編む」が映画になって、思ったこと。

新しい国語辞書を作る編集者たちの物語、「舟を編む」。
舟とは言葉の大海を渡る辞書の比喩。

舞台は大手総合出版社玄武書房。
大きく前編と後編に分かれていて、前編ではうだつのあがらない営業、馬締光也(まじめみつや)が退職寸前の辞書編集者荒木に後継者として見出され、新しい辞書「大渡海」の編集に情熱を注ぐようになる。
その中では香具矢(かぐや)とのロマンスもある。
ぎこちないマジメと絶世の美女だけど、意外とあっさり成就する、平凡な恋。

映画のCMでは恋愛映画みたいだったけど…。

後編は、前編の最後から突然十年以上経過したところから始まる。

若者だった馬締は既に経験豊かな編集者になっており、なんとまだ「大渡海」は刊行されていない。そこに新しい若い編集者が配属されてくる。今度は、女性だ。

と、まあ、ここからの話がどうなるのかはお楽しみとして、私が考えるに、「舟を編む」はクライマックスらしいクライマックスのない小説だと言える。仕事にせよ、恋愛にせよ、展開そのものは常に平凡で、リアルだ。
唯一のドラマチックな要素といえば、これだけではないだろうか。
前編と、後編の間になんの断りもなく経過している大量の時間。空白。

映画では、どのようにこのおびただしい時間を表現したのだろう、もしかして、前編と後編は統合されて風変わりで不器用な若手編集者と美しい板前志望の女性とのラブロマンスとして編み直されているのだろうか。
気になる。

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舟を編む
三浦 しをん
光文社 2011-09-17
評価

海賊とよばれた男 上 まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫) 海賊とよばれた男 下 風が強く吹いている (新潮文庫) 神去なあなあ日常 (徳間文庫)

by G-Tools , 2013/04/29


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