※小説・文芸書のレビューは毎週金曜日更新です。 (その他のカテゴリー不定期)
評価(☆)の見方☆☆☆☆☆ 文句なしに良い本です。お金を出して損はありません。
☆☆☆☆★ 良い本です。読む人の好みによっては5つ星と同等でしょう。
☆☆☆★★ 暇つぶしには良い本です。私は中古で安ければ買います。
☆☆★★★ お金を出したのが悔やまれます。
☆★★★★ 時間を返せ!!怒りがこみ上げてきます。
※評価は、私個人の好みにAmazonでの平均評価を加味したものです。(Amazonより若干辛口の傾向です)
オススメ対象:運命の恋に憧れる人
オススメポイント:ありのままを語らうとき
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「はっきり言いなさい。普通の言葉でありのままを。
謎めいたざんげでは、謎めいた赦ししか与えられぬ。」
これはロミオが修道士ロレンスのところに出向き、敵のキャピュレットの娘ジュリエットと恋に落ちてしまったことを打ち明ける場面でのロレンスのセリフ。
好きな言葉だ。いさぎよくありたいと思うとき、勇気の感触をおもいださせてくれる。本気じゃなきゃ本物は手に入らないし、ときどきの本気なんてありえなくて、ずうっと本気でずうっと本物で生きたい。
長く細く生きるのか、短く太く生きるのか、そんなの長く太く生きるに決まってる。
この人に正直になろう、この人にはその価値があるのだから。この人生に正直になろう、この人生にはその価値があるのだから。
ロミオとジュリエットは出会った瞬間に運命的な恋に落ちる。二人はまるで神話の神々が儀式の言葉を交わすようにお互いへの思いをソネットにする。それはふたりの別々の人間の間で言葉というものがぴたりと一致する奇跡のエロスだ。言葉の魔法は恋人達をだれもいない場所に連れて行き、時すら通り過ぎることのできない部屋に鍵をかけ、隙間なんてないくらいぴったり、くっつけてしまう。そして交わされるキス。そこからは無我夢中。
そして二人はあっというまに死んでしまう。出会ってから数日の間に結婚し、引き裂かれ、死んでしまう。
これがはっきり言った、その結果。「なぜロミオなの」、とすべての属性を否定し、目と目を底まで見交わし、魂に魂を重ねて、本気で本物を手に入れた結末。
ありのままを語らうのは、用心したほうがいい。
そういえばこの修道士ロレンス、かなりのワルだ。ありのままを語らせた罪。この男さえいなければロミオとジュリエットは死ななくて済んだ。きっと幸せに結婚できたはずだ。両家のかすがいになるかもしれぬなどと年端の行かぬ子供同士を面白半分秘密裏に結婚させたりして、挙句の果てにはいかがわしい薬で死んだ振りをさせ、ろくな見張りもせずに放置。こいつシャイロックより悪者だろ。
ロミオとジュリエットの編み出す美しい詩に彩られた数々の場面のためにうっかり忘れさせてしまうあたりシェイクスピアあっぱれなんだけど、そういうことを考えだすとシェイクスピアってものすごくつっこみどころが多い。モンタギューとキャピュレット家のひとたちって抗争中のやくざなの?とかさ。
さておき、長く太くなんて、無理なのかな?
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うーちゃんの支えも必須だけど。
頭髪の残りは気になるおいらですが、ありのままを語るのは用心したほうがいいですな。。。
またいらしてください
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